12月28日から開催される第101回高校サッカー選手権。この高校サッカー界で注目されている選手の1人である神村学園・福田師王(ふくだしおう)選手。
先日、高校卒業後に海外挑戦するという報道が出た福田師王選手ですが、いったいどんな選手なのでしょうか?
この記事では
- 福田師王選手のプロフィール
- 福田師王選手の海外挑戦
についてみていきたいと思います。
福田師王のプロフィール
名前 | 福田 師王(ふくだ しおう) |
年齢 | 18歳(2022年12月現在) |
生年月日 | 2004年4月8日 |
出身 | 鹿児島県鹿屋市 |
身長 | 178cm |
体重 | 70kg |
所属 | 神村学園高校⇨ボルシアMGⅡ(2023年〜) |
利き足 | 右脚 |
スパイク | プーマ 「ウルトラ1.3」 |
SNS | Twitter「https://twitter.com/shiou40」 |
名前の由来
福田師王選手の「師王(しおう)」という名前の由来は、
「人を導くことのできる、その道で最も優れた人になるように」
ご両親がこの願いを込めてつけられたそうです。
「名は体を表す」の言葉通り、サッカー選手としてどんどんと成長していっている福田師王選手。ご両親の願いが届いていますね。
また、お母さんは福田師王選手の体づくりに積極的に協力。華奢だった体の肉体改造のために、お母さんに協力してもらい、タンパク質を中心にバランスの良い食事を試行錯誤したことで体重も増加。世界にも通用するがっしりした肉体・自信をつけることにつながりました。
彼女
福田師王選手が付き合っている彼女については、、、噂すら見つけることができませんでした。
イケメン・エースストライカーでモテ要素は満載ですが、今はサッカーに集中しているのかもしれません。
プロサッカー選手は結婚が早い傾向にあるので、福田師王選手もその内すぐに「熱愛」「結婚」報道が出るかもしれませんね。
小学校
福田師王選手の出身小学校は鹿屋市立大姶良小学校です。
お兄さんや友人の影響で、小学校1年生からサッカーを始めた福田師王選手。
小学校時代は「高山FC」でサッカーを学びました。
高山FCは主に鹿屋市農業研修センターのグラウンドを拠点にしているクラブチームで、2017年には、大隅選手権U-12で優勝するなど実績を残しているチーム。
小学校4年の時には鹿児島県のトレセン(日本型発掘育成システムで地区→都道府県→地域→全国にいたるシステムを形成)に選出され、小学校6年時には「JFAフットボールフューチャープログラム」や「トレセン研修会U-12」に参加するなど小さい頃から頭角を表していました。
しかし、小学校時代は自身でも「全然守備の方でした」と語るほど、守備寄りのポジションで活躍されていました。現在FWとして活躍している自分自身に「びっくりしています」と自身でも驚くほどの変貌ですね。
中学校
小学校卒業後は、神村学園中等部に進学。
福田師王選手が神村学園を選んだ理由についてはこのようにコメントしています。
「神村学園中等部に進学をした時は“地元で開催される鹿児島国体で優勝したい”という想いで神村学園を選びました。鹿児島代表として戦い、優勝したいと思ったからです。」
Jリーグクラブのジュニアユースなどからのオファーもあったそうですが、地元の神村学園を選び、サッカーの腕を磨くことを選んだ福田師王選手。
中学1年の時にFWにコンバートされ、まず最初の転機が訪れます。福田師王選手の適性を見抜いてのこのコンバートがなければ現在の福田師王選手はなかったかもしれませんね。
中学3年時には茨城国体の鹿児島県選抜メンバーに抜擢され、2得点を挙げる活躍。飛び級でU-17日本代表にも選出されていました。
高校
福田師王選手は神村学園中等部から神村学園高等部へ進学。そのまま神村学園でサッカーをしていくことを選んだことに対してこおようにコメントされています。
「神村学園高等部への進学はサッカーだけでなく、人間性も高められる高校だと思ったのでそのまま高等部へ進むことを決めました。サッカーだけでなく勉強やテストも頑張れる環境だと思ったからです。メンバーはみんな明るく、技術の質も高いので日々成長することができています」
また、進学を目的とした、文理コースと得能コースがあることに魅力を感じたと、サッカーだけでなくその先を見据えての選択だったんですね。
そんな福田師王選手。1年生からレギュラーとして活躍していましたが、高校進学時には体重は54kgしかなく、華奢な体だったようです。
しかし、食事や筋トレで筋肉を増量。約16kgの増量に成功し、プロや世界でも通用する肉体に。しかし、まだまだ成長段階です。
福田師王選手の高校での戦績はこちら↓↓
1年夏のインターハイは新型コロナウイルの影響で中止。
1年冬の全国高校サッカー選手権は3回戦敗退。
2年夏のインターハイはベスト8。
2年冬の全国高校サッカー選手権は2回戦敗退。
特に2年夏のインタはーハイでは5ゴールを挙げ、得点王と優秀選手に選ばれていますが、ケガに悩まされ全国高校サッカー選手権は2回戦で敗退。
「まだまだですね。今、日本代表に選んでもらって嬉しく思うんですけれども、世界見れば自分たちの世代はチャンピオンズリーグとか出ている。もっと点数決めてチームを勝たせないといけないよ、と(U-18日本代表監督の)大岩さんからも言われました。もっと結果残して上に行きたいし、今まで支えてくれた人に恩返ししたいです」
目指すは優勝・得点王。今大会の注目選手の1人として最後の高校サッカー選手権の幕が開きます。
高校サッカー選手権大会注目選手
高校名 | 名前 |
神村学園高校(鹿児島) | 福田師王(FW) |
〃 | 大迫塁(MF) |
前橋育英高校(群馬) | 徳永涼(MF) |
〃 | 高足善(FW) |
帝京高校(東京) | 齊藤慈斗(FW) |
〃 | 入江羚介(DF) |
大津高校(熊本) | 小林俊瑛(FW) |
〃 | 碇明日麻(MF) |
東山高校(京都) | 新谷陸斗(DF) |
〃 | 阪田澪哉(MF) |
昌平高校(埼玉) | 荒井悠汰(MF) |
〃 | 篠田翼(MF) |
帝京長岡高校(新潟) | 廣井蘭人(MF) |
青森山田高校(青森) | 小湊絆(FW) |
静岡学園高校(静岡) | 高橋隆大(MF) |
〃 | 行徳瑛(DF) |
福田師王の海外挑戦
福田師王選手は高校卒業後には海を渡り、ボルシアMGへの加入が内定となっています。
ボルシアMGは5度のブンデスリーガ制覇や3度の国内カップ戦制覇を誇る名門として知られて、現在は日本代表DF板倉滉選手がプレーしています。
「伝統あるビッグクラブでプレーできることをとても光栄に思います。まだまだ若い選手ではありますが、ボルシアMGへの移籍を決断したのは、このクラブが自分の成長にとって最高の場であると思ったからです」
『早い段階で来たら成長できる。いいクラブ』
ボルシアMGのユース年代のディレクターを務めるミルコ・サンドメラー氏も
「J1リーグから多くのオファーがあったにも関わらず、福田師王がボルシアMGへの入団を選択してくれたことを嬉しく思う。彼は技術に優れ、機敏で、発展性のあるストライカーだ。大きな可能性を秘めている」
と、福田師王選手への期待を語っています。
海外では同世代でスペイン代表のガビ選手を中心に数々の選手が台頭してきています。
今後も福田師王選手の活躍を期待しています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。