現在開催されているサッカーW杯カタール大会。
日本代表は初戦のドイツ戦を2−1で勝利し「ドーハの奇跡」と最高に盛り上がりました。
コスタリカ戦では敗退してしまいましたが、スペイン戦ではまたもジャイアントキリングを達成!日本は決勝リーグへ。
この勝利を手繰り寄せるきっかけとなった監督・森保一の采配。
これまで様々な批判にされされてきましたが、今回の勝利で森保監督の日本代表監督続投が濃厚となってきました。
今回の記事では
- 森保監督は続投するのか
- 森保監督に対する賛否の声
について見ていきたいと思います。
森保監督続投!?
森保監督は続投するのか
日本サッカー協会は、W杯カタール大会後の日本代表監督として、森保一監督の続投を視野に入れています。
「W杯で一定の結果を残した場合」という条件付きではありますが、ドイツ戦に勝利し、勝ち点3で決勝トーナメントに王手のかかった日本代表を考えれば、次のコスタリカ戦で勝利すればほぼ間違いなく続投が要請されます。
しかし、次期監督を人選する技術委員会内には森保監督に対して批判的な声も。
「目標の8強に入らないと続投は難しいのでは」
「日本代表に新しい空気が必要」
結果重視で4年の期限付き。内からも外からも批評の対象になる代表監督。相当なメンタルが必要とされますね。もうすでに経験のある森保監督が自身で続投を望むのであれば任せてみても良いのではと考えてしまいますね。
サッカー解説者・評論家の後藤健生さんも「ここまでチームとして何をやろうというのが全員に浸透している代表チームは、世界中を見渡してもなかなかないと思うよ。」と森保監督の続投を推しています。
新監督選択肢の中心
一方で、新監督の候補として名前が上がっているのは、スコットランド・セルティックFCのポステコグルー監督。
新監督の候補として外国人監督も含め複数の候補者の名前が上がっているそうですが、その選択肢の中心となるのが森保監督とこのポステコグルー監督。
2021年まで横浜F・マリノスで監督を務め、在任中にJ1制覇。オーストラリア代表監督の経験もあるなど監督として豊富な経験の持ち主。
このポステコグルー監督にサッカー協会が接触。
「正式なオファーではなく、ポステコグルーと軽い意思の確認はした。(日本代表監督就任へ)否定的な答えではなかったと聞いている」
前向きであるかどうかは不明ですが少なくとも否定的な考えではありません。
この日本代表監督の打診に対してスコットランドメディア『デイリー・レコード』では「ポステコグルーが日出ずる国からの誘いを断ち切ると信じている」と報道。
現地メディア『デイリー・レコード』では「ポステコグルーが日出ずる国からの誘いを断ち切ると信じている」とし、その根拠を以下のように続けた。 「ポステコグルーは、スタイリッシュなサッカーでプレミアシップのタイトルを取り戻した後、すでに他からの関心を打ち消している。セルティックをチャンピオンズリーグのグループステージに導いた彼は、自分のチームがもっとインパクトを与えることを切望している。彼は、グラスゴーで何か特別なものを作り上げていると感じており、彼を誘惑するためには、断れないオファーが必要だろう」
引用「GOAL」
ポステコグルー監督の意思ではないと思われますが「火のないところに煙は立たない」。今後の動向にも注目ですね。
森保監督に対する賛否の声
今回のドイツ戦で執念の攻め采配で見事に勝利を掴んだ森保一監督。選手の適応・試合状況・相手の選手状況などなど様々な点を俯瞰して見た上で適切な判断を下さなければなりませんが、今回の采配は的中。
試合後に森保監督自身も「戦い方について色んなプランを考えたなかで、スタートのプレーヤー、システムを考えて上手くいかなかった時の準備はしていた」と考えを語っていました。
森保監督を評価する声
Yahoo!の実施している「みんなの意見」の投票でも、森保監督の采配を支持する方が大多数にのぼりました。
国歌斉唱で男泣きをしていた森保監督。采配以外でも森保監督に対して評価される声も多いですね。
森保監督に批判的な声
森保監督は「策士」タイプではなく、イチかバチかの奇策に時間を割くより、こつこつと自分たちの力を蓄えて勝つ確率を上げるといった考えの監督。しかし、選手達に対して規律の中に自由を与え、選手の判断を尊重するスタンスは「選手任せ」と紙一重。
もちろん批判的な声も多数あります。
特に森保監督続投の可能性に対して
「森保続投は勘弁」
「代表人気下がるばかり」
「監督人選している人の責任は?」
といった否定的な声が続出していました。
英紙『The Guardian』も森保監督に対して「タレントのいる代表チームを、世界の上位に導くのにふさわしい人物ではないという懸念が高まっている」と指摘。
また、アジア杯決勝やW杯予選など絶対に落としてはいけないところで負けてしまっていまるところも批判の声の対象となりました。
まとめ
今回の記事では、森保監督の続投に関して見てきました。
現在のところ、決勝リーグ進出が決定し、目標のベスト8に王手。森保監督続投は濃厚ではないかという結論です。
一時期はTwitterで「#森保辞めろ」のハッシュタグが流行ったほどの批判の対象となっていた森保監督。
ドイツ戦では「神采配」などの声もあり、まさに勝てば官軍。
コスタリカ戦では敗退してしまい、またも批判の声が高まりましたが、スペイン戦では見事勝利!死の組を1位で制覇したので「続投」の声も高まるのではないでしょうか。
しかし、森保監督の掲げる日本の目標は「ベスト8」。
決勝リーグでも引き続き、日本代表の対戦・森保監督の采配に注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。