政治学者として活動している三浦瑠麗さんの夫・三浦清志さんが業務上横領の容疑で逮捕されました。
1月には家宅捜索が入ったとの報道があり話題になりました。
一体なぜこのような騒動になったのでしょうか?
この記事では
- 三浦清志は何をした?
- 三浦清志のプロフィール
- 三浦瑠麗の反応
についたみていきたいと思います。
三浦清は何をした?
三浦清志が何をした?の背景
三浦清志さんは、2014年に設立した投資会社「トライベイキャピタル」の代表として、エネルギーとESG(環境・社会・企業統治)領域の投資案件をメインに事業を拡大。
同社ホームページには『持続可能な投資リターンを追求し、社会に貢献することをミッションに掲げています』という理念が掲げられていましたが、10億円の投資トラブルで家宅捜索を受けたことが報じられました。
太陽光発電事業より刑事告訴?
三浦清志さんが代表取締役を務める「トライベイキャピタル」が、兵庫県福崎町での太陽光発電所の建設計画を巧妙に利用して、取引先の代表から10億円もの出資金をだまし取ったという事件が明るみに出ました。
ことの発端は、トライベイキャピタルが手掛けていた兵庫県・福崎町におけるメガソーラー案件。
トライベイキャピタルは2019年1月頃、福崎町に20メガワットの発電所を建設するとして、ソニーの出井伸之(故人)が関与するファンド「メタキャピタル」に出資をお願いし、2019年6月に10億円を福崎町案件に振り込ませました。
ところが、裁判資料によると、福崎町のメガソーラー案件は、トライベイキャピタルがメタキャピタルに投資を持ち掛けた時点ではすでに頓挫していたとか。
地元は発電所建設に反対しており、2019年2月には、建設予定地の地主とトライベイキャピタルが決裂。
投資後にそのことに気づいたメタキャピタルは、2021年頃から警視庁麻布署に詐欺で被害相談、三浦清志さんの自宅やトライベイキャピタルへの家宅捜索にまで発展しました。
はたして架空の事業に出資した金はどこにいったのでしょうか?
三浦清志の自宅・会社への家宅捜索
トライベイキャピタルの不正疑惑で行われることとなった家宅捜索。
捜索はトライベイキャピタル以外に、三浦清志さん三浦瑠麗さん夫婦の自宅で、セレブが多く住むことで知られる六本木の高級タワーマンションでも行われたようです。
今後、特捜部は自宅やトライベイキャピタルなどから押収した資料を分析して、資金の流れなどを見ることで、不正疑惑への捜査が進められるものとみられます。
三浦清志は横領で逮捕
2023年3月7日、三浦清志さんが東京地検特捜部により業務上横領容疑で特捜部に逮捕されました。
内容は「管理などを任されていた会社の預金口座から3回にわたりトライベイキャピタルの債務弁済に充てる目的で計4億2千万円を振り込ませた」のだとか。
まだ詳しいことはわかっていない上で「容疑」の状態なのでどうなるのかに注目が集まります。
三浦清志のプロフィール
日本のビジネス界において活躍する、元外交官で実業家の三浦清志さん。
1979年に日本人の父親・アメリカ人の母親の間に生まれたハーフであり、アメリカ国籍も持っていたことで有名でした。
東京大学教養学部を卒業後、外務省やマッキンゼー・アンド・カンパニー、ベインキャピタルといったハイクラスの官公庁・企業で経験を積み、その後、自身が立ち上げたトライベイキャピタル株式会社の代表取締役に就任しています。
また、三浦清志さんは妻で政治学者の三浦瑠麗さんとの結婚で注目を集めました。
2人の出会いは学生時代。単位が1つ足りなかった三浦瑠麗さんが他の学部の授業をたまたま受けた時に出会ったとか。
2003年に結婚された2人の間には小学生の女の子(2023年時点で11歳)がいます。
名前 | 三浦 清志(みうら きよし) |
生年月日 | 1979年6月14日(または15日) |
年齢 | 43歳(令和5年3月現在) |
出身 | 福岡県宗像市 |
出身高校 | 福岡県立宗像高等学校 |
出身大学 | 東京大学教養学部 |
三浦瑠麗の反応
三浦清志の家宅捜索時
三浦清志さんの家宅捜索が報道された際に、三浦瑠麗さんが代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトは、家宅捜索の報道を受けて更新されていました。
そこでは「事実です」と認めた上で
「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございます」
とキッパリ。自身は夫の会社には関係ないことをはっきりとされていました。
しかし、その上でさらに
「捜査に全面的に協力する所存です。家族としましては、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」
と表明しています。
三浦清志の逮捕後
2023年3月7日、三浦清志さんが東京地検特捜部により「業務上横領の疑い」で逮捕されました。
この報道を受けて現時点ではSNSを含め、まだ三浦瑠麗さんからのコメントは発表されていません。
コメントが発表され次第更新します。
三浦瑠麗のコメント
逮捕後に三浦瑠麗さんのコメントを文春が発表されています。
そのコメント全文がこちら↓
私が何も反論を口にしないのは、第一に事件について、投資家との間でトラブルが生じ、横領の疑いをかけられている以上のことを本当に知らないからです。
1月に私が出した《まったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない》というコメントの通りです。
夫の会社の売り上げも知らなければ、問題となっている資金の流れや、それが何に使われたのかも知らない。投資計画を見たこともないので、私自身、意見を言うことも何の判断もできない状態だったんです。
一方で、夫の出張の行き先などは把握していました。事前に「今日は大阪泊まりだよ」などと教えてもらわないと、子供の面倒を見る上で、夫婦間のスケジュールが調整できないからです。
私の会社が夫の会社と同じフロアに入居し、受付や電話係の業務を委託するなどしており、かつ夫婦ということで、私のスマホもいったんは押収されましたし、メール等も提出することで検察には全面的に協力しました。夫の配偶者としてそれ以外にできたのは、無駄な雑音を立てないように黙ってい流ことくらいです。
逮捕後、三浦瑠麗さんは拘置所にいる夫・三浦清志さんに本の差し入れをしているとか。
1日に3冊だけ本の差し入れが認められていて弁護士経由で差し入れ。
三浦清志さんに差し入れた本はこちら↓
・『レオナルドダヴィンチ』上下巻(文春文庫)
レオナルド・ダ・ヴィンチ 上 [ ウォルター・アイザックソン ] 価格:2,420円 |
レオナルド・ダ・ヴィンチ 下 [ ウォルター・アイザックソン ] 価格:2,420円 |
・『危機の二十年』(岩波文庫)
危機の二十年 理想と現実 (岩波文庫 白22-1) [ エドワード・ハレット・カー ] 価格:1,452円 |
・『シーシュポスの神話』(新潮文庫)
シーシュポスの神話 (新潮文庫 カー2-2 新潮文庫) [ カミュ ] 価格:693円 |
妻・三浦瑠麗も関係していた!?
夫・清志さんが横領の罪で逮捕された三浦瑠麗さん。
しかし、三浦瑠麗さんも実は清志さんの会社に関与していたことが判明!
なんと、385万円のコンサル料を受け取っていたとか!
株式会社山猫総合研究所は、トライベイと同じオフィスに入居する瑠麗氏が代表のシンクタンクだ(以下「山猫」)。誤字脱字があるが、書類はトライベイと山猫の間で、和歌山発電所に関するコンサル契約が結ばれていたことを示している。契約金額は385万円(税込み)で、そのことを裏づける請求書も入手した。 つまり、瑠麗氏と清志氏は、トライベイの事業を介して利害を共有するビジネスパートナーでもあったのだ。
引用:フライデー
三浦瑠麗さんに対しての風当たりも変わってきそうですね。
世間から注目を集める三浦瑠麗さんと、その夫・三浦清志さん。
今後どうなっていくのか注目していきます。