日本銀行の黒田東彦総裁の後任に植田和男さんを起用する方針だとと発表が。
戦後初となる学者出身の総裁となった植田和男さん。
この植田和男さんってどんな人物なのでしょうか。
この記事では
- 植田和男のプロフィール
- 植田和男の妻
- 植田和男は酒豪で女好き?
についてみていきたいと思います。
植田和男のプロフィール
名前 | 植田 和男(うえだ かずお) |
生年月日 | 1951年9月20日 |
年齢 | 71歳(2023年2月時点) |
出身地 | 静岡県牧之原市相良区 |
出身大学 | 東京大学(理学部数学科、経済学部) 東京大学大学院(経済学研究科) マサチューセッツ工科大学 |
植田和男の幼少期
植田和男さんは静岡県の牧之原市出身で、幼少期からラジオで英語を聴いて学ぶなど熱心に勉強に励む優等生でした。
また、寡黙であまり話をする方ではなかったようですが、そこが周囲から信頼され、多くの友人に恵まれていたようです。
叔父にあたる植田六郎さん(77)は「幼い頃から頭脳明晰(めいせき)。ラジオで英語を学ぶなど、熱心に勉強に励んでいた」と振り返る。
引用「静岡新聞」
「寡黙でペラペラ話すような人ではないが、周囲の信頼は厚く、友人が多い」
引用「静岡新聞」
植田和男の出身校
植田和男さんは東京受験界No. 1の東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学附属駒場高等学校、偏差値78)出身。
東京には開成高校・麻布高校などなど、ずば抜けた頭脳を持つ高校がある中でも筑波大学附属駒場高等学校が特に優秀だとか。
開成と筑駒どちらが優秀かと言われたら筑駒一択です。
東京受験会の者にとっては「筑駒」は印籠と同じなんです。
引用「中田敦彦YouTube大学」
この筑駒から東京大学・東京大学大学院へ進学した上に、最終的にマサチューセッツ工科大学博士課程を修了したとのこと。
マサチューセッツ工科大学は世界の大学ランキングで現在5位。
東京大学が39位なので、通う人たちの凄さが分かります。
幼少期や小学校・中学校などについては現時点ではわかっていません(わかり次第追記します)が、まさにエリート街道を歩む人の経歴ですね。
植田和男さんは数式を「普通の文章を読むようにして読み解いてしまう」ほど数学に長けているほどの頭脳の持ち主で、様々な知見や数字から日本のバブル崩壊を予言・アベノミクスにも取り入れられるようなアイデアを提言するなど評価が非常に高い経済学者の1人です。
植田和男の妻
植田和男さん奥さんは植田敬子(うえだ けいこ)さん。
名前 | 植田 敬子(うえだ けいこ) |
生年月日 | 1951年 |
年齢 | 71歳か72歳(2023年2月時点) |
出身地 | 兵庫県 |
出身大学 | 京都大学(経済学部) マサチューセッツ工科大学(経済学研究科) |
最新論文 | 食行動の経済分析(2014年) |
書籍 | 地域間再分配政策の検討 (朝倉書店) 家族形態の変化と失業の実態 (朝倉書店) 家族の変化の実態 (朝倉書店) |
生まれは1951年で夫・和男さんと同年齢ですが、大学の卒業年が1年違うことから、敬子さんの方が学年は上という可能性があります。
夫同様に経済学者という肩書を持っておられ、写真でも聡明そうな外見がうかがえますね。
学生時代にはマサチューセッツ工科大学大学院の経済学研究科で労働経済学と応用ミクロ経済学について学んでいました。
専門分野は学生時代から専門的に学んでいた「応用ミクロ経済学」。
日本女子大学家政経済学科の元教授でメディアなど表舞台には出てきていないので現在はどうされているのかは分かりませんが、これまでに書籍も含め数々の論文を世に排出されています。
植田和男さんは敬子さんとは別に婚約していた女性がいたそうで、敬子さんと結婚した時には同世代の研究者たちの間で話題になったとか。
「婚約していた人とは別の女性と挙式したそうで、同世代の研究者の間ではかなりの話題になった」
引用「文春オンライン」
馴れ初めは明らかになっていませんが、2人とも経済学者なので「研究で知り合ったんじゃないか?」「もしかしたらマサチューセッツの時?」「略奪婚??」と想像してしまいますね。
植田和男は酒豪で女好き?
酒豪で酒好き?
植田和男さんは、マサチューセッツ工科大学で博士課程を修了後、カナダの大学の助教授、大蔵省財政金融研究所の研究官などを経て、大阪大学・東京大学など有名国立大学の教壇に立つことに。
現在では「東京大学名誉教授」「共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科教授」など教授としてもさまざまな肩書を持っています。
指導者として教壇で厳しい面を見せる一方で酒豪な一面も。
お酒が大好きで、ゼミの学生たちと酒を酌み交わすことが大好きだった植田和男さん。
東京大学経済学部「植田ゼミ」1期生だった、現在関東学院大学教授の中泉拓也さん(ミクロ経済学)も「こんなに酒が強い人がいるのか」とポロリ。
相当な酒豪ですね。
「ゼミの飲み会になると酒に酔ったような素振りを見せるのに、その実、全く酔っていない。泥酔したのを見たことがありません。ビールにブランデー、日本酒まで何でも飲みます。当時、草津や千葉の白子などへゼミ旅行に行くと、先生が一番酒が強いので深夜まで飲んでいる。カラオケもお好きでした。よく高橋真梨子さんの『桃色吐息』を歌っていて、その後、ゼミ仲間との飲み会ではその曲が先生の十八番ということになりました。ただ、さすがにいまは激しい飲み会はやっていないでしょうね」
引用「デイリー新潮」
モテ男で女好き?
植田和男さんは「経済学者で1番のモテ男」と冷やかしを受けるほどのモテ男だとか。
イケメンで頭がいいだけならともかく、気配りもうまくて酒席でも自分の話ばかりせず和む存在なので、女性が惹かれてしまうようです。
植田氏は、秀才でイケメン、やさしくて気配りもあり「和んで語り合うととても楽しい。女性がひかれるのはよく分かる」と語る学者仲間もいる。かつては、「経済学者でいちばんのモテ男」と冷やかされることもあった。
引用「文春オンライン」
しかし、酒絡みの女性問題では週刊ポストに報じられたことも。
2000年、日銀審査委員だった植田和男さん。
日銀から公用車で六本木に向かい、20代前半とみられるホステスと1人1万5000円ほどする高級寿司店で食事を堪能し、ホステスが勤めるクラブに同伴出勤。
その後もクラブをハシゴして連夜に渡って豪遊していたことが報じられていました。
当時の知り合いの方に連れて行ってもらった感じだと思います。支払いは割り勘の時もありましたし、私が払った時もありました
と隠すこともないように説明されていて、他に「女好き」との報道もないので、過度に女性いが大好きで豪遊するという可能性は低いと言えるでしょう。
まとめ
この記事では、日銀の新総裁となる植田和男さんに焦点を当ててみてきました。
ロイター通信は植田和男さんが日銀新総裁に選出されたことについて「ダークホースとしても名前が挙がっていなかった」と指摘していたように、海外メディアでも「想定外の人事」だったと言われている今回の人事。
日本経済の課題は山積みですが、植田和男新総裁はどのように対応していくのか注目が集まります。