2023年4月15日、和歌山県で岸田文雄総理が応援演説に訪れる中、木村隆二容疑者による爆発物襲撃事件が衝撃を与えました。
岸田首相にケガがなかった今、事件の背後にある、犯人・木村隆二容疑者の人物像や動機が気になるところです。
今回の記事では、
- 木村隆二はどんな人?
- 木村隆二の犯行動機は?
にスポットを当てて見ていきます!
木村隆二はどんな人?
木村隆二のプロフィール
岸田文雄総理に爆発物を投げて襲撃した犯人は、
兵庫県川西市在住の木村隆二容疑者(24歳)
名前 | 木村 隆二 |
生年月日 | 1998年〜1999年? |
年齢 | 24歳(2023年4月現在) |
家族構成 | 父、母、兄、妹(?) |
出身地 | 兵庫県川西市けやき坂 |
職業 | 不明 |
兵庫県から和歌山県まで来て犯行に及んだということですね。
現在の住所の川西市から襲撃場所の和歌山市までは車で2時間以上かかりますし、今回使われた爆弾(?)のような凶器も自作の物の可能性が高いとされているので、計画的な犯行だったのではないかとされていますね。
職業については「不詳」となっており、詳細はわかっていません。
しかし、高校卒業後の1〜2年は毎朝規則正しくバスに乗ってどこかに行っていたようで、高校卒業後は就職していたという話も。
母親は和歌山県警に対して「定職につかず、家に引きこもりがちだった」と説明されていることから事件当時「無職」であった可能性が高いですね。
「隆二くんは高校卒業後の1〜2年の間は規則正しく毎朝バスに乗ってどこかに行ってたので、進学したか就職したのかと思っていました。」
「中学で会ったのが最後で、それ以降は同窓会などでも見かけることはなく、同級生たちの噂にも出てこなくて、何をしているのか謎でした」
引用「集英社オンライン」
2021年のコロナ禍から自宅にいることを見かけることが多くなったようなので、コロナ禍に巻き込まれて職を失ってしまったのか。
その理不尽ややり場のない怒りの矛先が今回の襲撃につながってしまったのでしょうか。
コロナが流行った2021年ごろまでは朝に家を出て、夕方に帰宅する生活を送り、どこかで働いている様子でした。でも、それ以降はりゅうくんを外で見かける頻度はぱったりと減りましたね。平日の昼間だというのに、2階の窓からは、一生懸命ギターを弾く音が聞こえてきて、自作の曲なのか何なのか、歌を乗せながら不器用に練習している様子でした。昼間だし、決してうるさくて迷惑というわけではないんですが、働きもせず大学に行っている様子もないし、単純に大丈夫なのかなぁと、少し心配はしていたんです。
木村隆二の両親は離婚している?
近所の方によると、15年ほど前に現在の住所に引っ越してきたようで、それまでは兵庫県の県営住宅に住んでいたそうです。
「7年ほど前から父親を見かけなくなった。」「2台あった車が1台になった。」など、現在は母親と兄弟3人の4人で暮らされているそうで、両親は離婚した可能性がありますね。
「木村さんご一家はもともと近所の県営住宅に住んでいて、15年ほど前にこちらに引っ越して来られました。当時はご両親と隆二さんとお兄さん、女きょうだいの5人家族だったんですけど、7年くらい前からお父さんを見なくなりました。お父さんは宅配の仕事をしていたのですが、大声で怒鳴る声がよく聞こえてきて、怒りっぽくて怖い印象でした。ですから今はお母さんと3人きょうだいの4人暮らしだと思います。」
「木村さん宅のガレージには乗用車が2台あって、夕方にお父さんが出かけて1台になり、朝方帰ってきて2台になっているというパターンでした。ところが5、6年前からずっと1台だけになり、そのころからお父さんを見かけなくなりました。同時期に、お母さんもラフな格好ながら、きちんと化粧をして外出するようになったので働き始めたのだと思います。」
引用「集英社オンライン」
小学校時代は明るく活発
木村隆二容疑者は小学校時代は明るく活発で、グループの中心にいるような存在だったとか。
将来の夢は「パティシエ」か「発明家」。
成人した木村容疑者も日々ガーデニングをしていたという話があるので、何か物を作るような仕事や作業が好きだったようですね。
その物作りが人に危害を加えるような発明に向かってしまったことは残念でなりません。
中学校時代の部活はテニス部でおとなしい学生
木村隆二容疑者は中学ではテニス部に所属していたとのことで、勉強の成績やスポーツは”普通”という評価だったとか。
おとなしい性格の学生だったようで、クラスでも目立つことはなかったそうです。
そもそもおとなしい、目立たないグループにいました。勉強も運動も出来は中くらい、平均だったと思います。中学時代に政治のことや特別な思想を話していることは聞いたことがない、今回の事件はクラスのLINEグループでも話題になっています」
「印象に残っているのは、昼休みに外に出て遊んだりはせず、いつも教室か図書室でよく本を読んでました。ある日、図書室でよく顔を合わせるものだから『漫画も読んだりするの?』って聞いたら、読んでる漫画の話で少し盛り上がった気はしました。」
引用「集英社オンライン」
どこの中学に通っていたのかは詳細はわかっていませんが、住所近隣の中学校に通っていたようなので、「川西市立清和台中学校」の可能性が高いですね。
大々的に報道される事件の実行犯になる人は、大体が学生時代に「おとなしい」「真面目」という評価で「本当にこんな人が?」という風に思われる傾向にあるように感じます。
おとなしくなった原因はいじめ?
小学校時代からかけ離れた中学生活を送っていた木村隆二容疑者。
木村容疑者を内向的な性格・生活に変えてしまったのは”いじめ”だったんだとか。
もっとも、殴る蹴るのような暴力を受けていたわけではありません。他にも男女共に中学生ならではの多少のいざこざや“イジり”みたいなものはありました。彼が特別に凄惨ないじめを受けていたわけではなかったと思います。
引用「文春オンライン」
目立つ存在はそのまま人気者になるか、「出る杭は打たれる」状態になっていじめを受けるか。どうやら木村容疑者は後者だったようです。
木村隆二の犯行動機は?
木村隆二容疑者がなぜ岸田文雄総理に爆発物を投げ込むという事件を起こしたのか、その動機は現時点では明らかになっていません。
木村容疑者は黙秘を続けているようで、弁護士が到着するまで何も話さないとされているので、詳細は依然として不明です。
ただ、木村容疑者は昨年の9月に地元・川西市の市議会議員市政報告会に参加されていたそうでその時に
市議選に出たいが被選挙権が25歳からなので出られない。
被選挙権が25歳なのは憲法違反だから法改正すべき。
誰でも選挙に出られるようにしないといけない。
と訴えられていたそうなので、政治に不満があり、市議に立候補して自身で何かを変えようとしていた可能性が浮上しています。
また、他にもSNSで真偽不明の噂が出回っていて、犯行の原因についての憶測が飛び交っています。
今後木村容疑者の犯行動機の情報が出たら即更新していきます。
木村隆二容疑者の凶器
木村隆二容疑者が岸田文雄総理に向かって投げ入れられた銀色の筒状の物体は、発煙筒のように見えるものでした。
木村容疑者によって投げ込まれた後、数十秒で爆発音がし、白煙が立ち上る様子が確認できます。
木村容疑者は実際に2本の筒状の物体を持っていたと言われており、1つは爆発し、もう1つは不発。
また、リュックの中には刃渡り13cmの果物ナイフまで入っていたとか。
過去に安倍元首相襲撃事件を起こした山上徹世容疑者は、自衛隊の経験を持ち、自作の銃を作成したとされています。
そのため、木村隆二容疑者も何らかの工学系の学校や職業に関わっていた可能性が考えられます。
ただし、パイプ爆弾は素人でも簡単に素材を入手し、作成できると言われています。
木村隆二容疑者がどのようにしてパイプ爆弾を作り、どのような学歴を持っていたのかは気になるところですが、犯行動機を含め、捜査が進むことを期待しています。