WBC2023で投打ともに大活躍し、見事MVPに選ばれた大谷翔平選手。
MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属し、野球界の世界最高峰の舞台でも華麗な二刀流でパフォーマンスを披露する大谷選手。
そんな大谷選手ですが、プライベートは謎な部分が多く、ミステリアスなところがあるのも魅力のひとつ。
今回の記事ではそんな大谷選手について
- 大谷翔平選手の趣味
ということに焦点を当てて見ていきたいと思います。
大谷翔平選手の趣味
メジャーリーグは4月初旬から9月下旬まで続く激戦のシーズンですが、その他の期間はオフシーズンとなり、選手たちはリラックスして趣味を楽しむ時間が訪れます。
そんな選手たちの中でも特に注目を浴びる大谷選手。彼の趣味は一体何なのでしょうか?今回はその魅力的な一面をお届けします。
大谷翔平選手の趣味①読書
大谷選手の高校時代に作った目標達成シート。菊池雄星選手や大谷選手が作成していたというエピソードで有名になったこの目標達成シートですが、大谷選手が作ったシートの中に「本を読む」と書かれた欄が。
大谷選手はこの目標達成シートを作成したときからの習慣なのかは分かりませんが、現在も読書家なんだとか。
大谷翔平選手は、スポーツや筋肉に関する本だけでなく、自己啓発書にも興味を持たれていて、それぞれの本を否定側肯定側など多角的な視点から何回も読みこんで、自分の中に落とし込んでいるようです。
以前日刊スポーツのインタビューで読書について尋ねられた際、大谷選手は熱意を込めて語っていました。
自己啓発系も多いですね。
小説はあんまり読まないですけど。得意じゃないというか、面白いと思って読まない。
ちょっと苦痛になっちゃうので。
引用「日刊スポーツ」
大谷翔平選手の読んだ本
TV番組などで大谷翔平選手が読んだ本が紹介されていました。
これを読めば大谷選手に少し近づけるかもしれませんね。
- 渋沢栄一「論語と算盤」
- 稲盛和夫「成功への情熱」
- アンドリュー・カーネギー「富の福音」
- 寺田新「スポーツ栄養学」
- 中村天風「運命を拓く」
- 竹内一正「イーロンマスクの野望」
- 西沢泰生「壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方」
スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」 - 黒田博樹「クオリティ ピッチング」
「論語と算盤」はWBC日本代表監督だった栗山監督が、日ハム時代に選手たちに「読むように」と配っていたことが有名です。大谷選手も日ハム時代に読破されたのでしょうね。
また、「イーロンマスクの野望」に関しては日本ハムファイターズによる読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」2016で大谷選手が紹介されていました。
大谷翔平選手の読書術①
読書家でもある大谷翔平選手。そんな大谷選手の読書術について見ていきます。
大谷選手の読書術の1つ目は「同じ本をなん度も読み返す」です。
大谷選手は、1回の読書で30%〜40%しか理解できないと感じるため、同じ本を何度も読み返しています。これは、1回の読書で理解できないことでも2回、3回と同じ本を繰り返し読むことで、新たな視点や理解が得られると考えているから。
この方法により、大谷選手は多面的に本の内容を捉え、さらに深い理解を追求しています。
全然、捉え方が違いましたね。
(米国で)2年、自分でトレーニングもしましたし、エンゼルスの方にも教えてもらったりして。
自分が疑問に思ったこととか、その本を読んでいることによって、こうなのかな、こういうのはどうなんだろうとか。
これはトレーニングで特殊な話ですけど、そういうのが多い。
引用「日刊スポーツ」
大谷翔平選手の読書術②
大谷選手の読書術2つ目は「同じテーマに関しては多角的に見るために数冊読む」です。
物事を一方だけから見るのではなく、別の角度からも見る。
大谷選手は元々二刀流として、投打の視点から物事を捉えることに長けている環境にあります。
ただ、そのような二刀流での完成系とも言える大谷選手は、ものごとを立体的に把握し、自分の中に落とし込んでいることを繰り返しているから二刀流として活躍できるのでしょうね。
そっちだけをフォーカスして捉えていくと、別の捉え方ができなくなったり。栄養学でも『こういうダイエットがいいですよ』というのがあれば、『そのダイエットはダメですよ』という本もある。
どっちも読む必要があって、それを理解した上で、自分がどっちに行くかが大事なので。
どっちかだけを読んで、これすごい良いなと思って、それだけにいくのはちょっと危険かなと思いますね。
なので、いろんな本をいっぱい読んだ方が、自分で決めるのもうまくなるし、大事かなと。
引用「日刊スポーツ」
大谷翔平選手の趣味②マンガ
大谷翔平選手は読書家ですが、活字本だけではなくマンガも愛読されています!
大谷選手にとってマンガは「お風呂のお供」というリラックスタイムに最適なものなんだとか。
大谷選手が愛読されている漫画の一覧はこちら。
- スラムダンク(井上雅彦)
- リアル(井上雅彦)
- H2(あだち充)
- ダイヤのA(寺嶋裕二)
何十回も読み直した「スラムダンク」で好きなキャラクターは陵南の「仙道彰」。大谷選手の通訳をされている水原一平さんも「翔平は『仙道』一筋」と言われるほどの仙道推し。
ですが、共感できるキャラクターは海南の「神宗一郎」なんだそうです。
大谷選手ほどの選手でも、マンガで描かれる理想的な「天才」に憧れを抱いてしまうんでしょうね!
「最も好きなマンガ」で何十回と読んだという『スラムダンク』について語った時のことだ。
「どのキャラクターが好きなんですか?」という質問に対して、「僕は仙道彰が好きですね」と答えたので、「っぽいですね」と返したところ、「っぽいですか? 僕は(自分と)全然違うと思ったので、好きになったんですけどね」という。
「では、共感できるキャラクターは?」と聞くと、
大谷は「神宗一郎じゃないですか。練習の鬼ですからね。
僕が一番練習しているとは思っていないですけれど、反復練習は本当に大事。
練習って面白いんですよ。練習を通じて自分の長所や能力を『発見』することもそう。
そういう『気づき』を得る瞬間があるのが練習の面白さ、醍醐味(だいごみ)ですね」と答えた。
大谷翔平選手の趣味③ゴルフ
野球選手たちの中で最も人気のある趣味「ゴルフ」。
大谷翔平選手も日本ハム時代のシーズンオフに楽しんでいました。
ゴルフウェア姿の大谷選手は、スタイリッシュで、どんな服装でも素敵に見えますね。
野球では世界トップクラスのパフォーマンスを誇る大谷選手。
が、しかしゴルフはあまり得意ではないようです。
2013年に参加した納会ゴルフでは、パー4で12打も叩いてしまい、総スコアは146でした。
しかし、たった1年後の2014年の納会ゴルフでは、前年から27打もスコアを縮め、驚異的な119を記録しました。
わずか1年でスコアをこれほど向上させることは、驚異的な成果であり、大谷選手の努力が伺えますね。
「ゴルフは面白い。うまく打てたらですけど。今度は『110』を切りたい。バンカーでもちゃんと砂を打っているので、プロにもなれますよ」
と、ゴルフへの情熱を見せるほどハマっていました。
ただ、渡米後は、ゴルフを楽しむ機会が減ってしまったとか。
大谷翔平選手の趣味④ゲーム
同じくメジャーリーグで活躍されているダルビッシュ有選手は、オフシーズンにゲームを熱心に楽しむことで知られていますが、大谷選手もゲームが好きなんだとか。
大谷選手の通訳の水原一平さんが取材に対してこのように答えられています。
野球以外に趣味がないって言われてるみたいですけど、そんなこともないと思いますよ。
ゲームも好きだし、マンガにもめちゃくちゃ詳しいし•••
引用「NumberWeb」
メジャーでのインタビューで「好きなゲームは?」と聞かれて「クラッシュ・ロワイヤル」と答えています。
また、他にも携帯ゲームの「フォートナイト」などをプレイされていて、チームメイトのデビット・フレッチャー選手やマイク・トラウト選手たちとのプレイを楽しんでいるんだそうです
大谷選手がまだ日本ハムファイターズに所属していた頃で、日本一の栄光を手にした時に人気番組『嵐にしやがれ』で二宮和也さんと熱いパワプロ対決が繰り広げられました。
当時、野球ゲームの経験がほとんどなかったという大谷翔平さんに対し、二宮和也さんはこっそりと練習を重ねて挑んだのだとか!笑
それでも、まさかの勝利を収める大谷選手!本当に何でもこなす才能の持ち主のようですね!
大谷選手の魅力がさらに輝くエピソードとなりました。
大谷翔平選手の趣味⑤ビリヤード
大谷翔平選手が渡米後にハマっていることがあるそうです!
それは『ビリヤード』!
ロッカールームに置かれているビリヤード台で、チームメイトたちを誘って夜な夜なプレーしているんだとか!
エンゼルス・スタジアムのロッカールームにはミニ・ビリヤード台が置かれている。こうしたコミュニケーョン・ツールはどの球場にも設けられているが、大谷は渡米後、このビリヤードに興味を持ち始め、通訳や三塁コーチャーのブライアン・バターフィールドコーチ、同僚のデビッド・フレッチャーらと1時間以上も興じていたそうだ。
「登板日前日はさすがにやりませんが、度々大谷のほうから誘っています。それで気分転換しているのでしょう」(同前)
引用「GREE NEWS」
大谷選手とビリヤードも似合っていて絵になりますね!
気になるのはその腕前ですが、大谷選手の腕前は、仲間たちのなかで“一人負けしない程度”なんだとか!
また、会話はすべて英語なので、英会話の練習機会にもなっているそうです!
ビリヤードを通して、チームメイトとコミュニケーションをとって、分かりあえるための言語力の強化、そして、尚且つリフレッシュもできる!
大谷選手にとって最高の趣味の1つと言えるかもしれませんね!
大谷翔平選手の趣味⑥睡眠
大谷翔平選手が唯一と言っていいほど公言されている趣味「睡眠」。
趣味が睡眠って!とツッコミが入りそうになりますが、それだけ睡眠を重要視して大事にされています。
野球でのパフォーマンスを最優先に考え、体調管理に努めている大谷選手が何よりも睡眠を大切にしているのは有名な話となっていますね。
小学校の頃から9時間以上の睡眠をされていて10時間を切る日はないんだとか。
趣味といえるかどうかはわかりませんが、大谷本人は『趣味は睡眠』と答えています。小学校のころは、毎日夜9時から朝7時まで寝ていたと、あるインタビューで答えていました。睡眠の長さは今でも変わらず、毎日9時間は寝るといいます。
引用「https://smart-flash.jp」
大谷選手のチームメイトでメジャーリーグのスーパースターであるマイク・トラウト選手も平均9時間の睡眠を大事にされているので、トップアスリートがいかに睡眠を重要視しているのがわかりますね。
大谷選手が睡眠に対して重要視しているのは『質』より『量』なんだとか。
寝れば寝るだけいいかなとは思います。質はその次で、まずは量を確保することかなと思います。
どれだけ寝られたかが一番だと思うので、比較的ずっと寝ていますね。
大谷翔平選手のこだわり寝具
睡眠を重要視して「趣味」とも答えるほどの大谷翔平選手。
そんな大谷選手の使用されている寝具は、創業455年の超老舗企業にして、日本を代表する寝具メーカーである西川株式会社の「AiR SLEEPTECH」。
「量より質」だと言われている大谷選手ですが、寝具に対してこだわりを見せているので「質」に対しても考えられていることがわかりますね!
大谷選手はこの寝具を日本ハムファイターズ時代から愛用されています。
日々変化する体に合わせて、定期的に調整。常に自身の体にフィットするように寝具をカスタマイズするほど寝具にこだわりを持たれています。
大谷翔平選手によれば、睡眠はエネルギーを蓄える上で非常に重要であり、「寝るべき時間は惜しまず、十分に休むことが最優先」と力説しています。質も重要ではありますが、彼は「まずは十分な量の睡眠を確保することが肝心」と語っており、試合のない日には10時間以上の長時間睡眠をとることも珍しくありません。大谷選手のこの睡眠に対する姿勢は、彼の持つ驚異的なパフォーマンスの秘訣のひとつであることを示しています。
これから睡眠を大事しようとされる方は、大谷選手のように寝具にこだわって、自分の体に合った寝具に見直して見てもいいかもしれませんね!
まとめ
この記事では、大谷翔平選手の多彩な趣味を5つ紹介しました。
読書やゴルフに熱中する姿から、睡眠の重要性を認識し、漫画やゲームでリラックスする大谷選手の意外な一面を垣間見ることができたのではないでしょうか。
これらの趣味が大谷選手の人間性や選手としての成長にどのように影響しているか、興味深く感じていただければ幸いです。
今後も大谷翔平選手の活躍から目が離せませんね!