WBC2023で投打ともに大活躍し、日本を鼓舞し続けた大谷翔平選手。
MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属し、二刀流の圧倒的な才能で世界最高峰の舞台を魅了しています。
今回は、そんなグローバルスターである大谷選手が試合中にベンチでひそかに楽しむ、彼のお気に入りのひまわりの種にスポットを当ててみたいと思います。
今回の記事では
- 大谷翔平選手が食べているひまわりの種
- 大谷翔平選手のお気に入りの味付け
- 大谷翔平選手がひまわりの種を食べる理由
について見ていきたいと思います。
大谷翔平選手とひまわりの種
ひまわりの種について
ひまわりの種はひまわりの花が咲いた後に残る種子のことです。
「ひまわりの種を食べるってハムスターみたいで大谷選手可愛い」「あんなもの食べれるの?」などなどいろんな意見があると思いますし、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカなど世界中で食べられています。
大谷選手が活躍しているMLBでも口をもごもごさせている選手をよく見かけますが、この口の中に入っているのは大半が「ガム」か「ひまわりの種」だそうです。
アメリカではMLBだけではなく、独立リーグや大学野球にもひまわりの種を食する習慣が浸透しています。
しかし、ひまわりの種を食べる習慣のない日本球界では、今のところこの習慣が流行りそうな気配は感じられませんね。
大谷翔平選手お気に入りのひまわりの種
大谷選手がベンチで愛してやまないのは、
ジャイアント(GIANTAS)の塩漬けひまわりの種
ジャイアント塩漬けヒマワリの種(3〜5.75オンスの袋) Unknown GIANTS Salted Sunflower Seeds (3 – 5.75 oz. Bags) 価格:4,593円 |
その中でも大谷選手のお気に入りは、塩味(ORIGINAL)とバーベキュー味です。
このジャイアント(GIANTAS)からは、大谷選手お気に入りの塩味やバーベキュー味の他にもブラックペッパー味、ディルピクルス味、ランチドレッシング味と、多彩な味が展開されています。
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大谷選手が食べているところを目撃されているのは、定番の塩味やバーベキュー味ばかり。
シンプルでも美味しい焼きたてのひまわりの種に、絶妙な味付けが効いているんでしょうね。
ピーナッツに似た独特の味わいが、このメーカーの中でも最も人気を博しており、大谷選手もその魅力にすっかり夢中なようです。
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2022年10月にはディルピクルス味という変わった風味を食べている大谷選手が日刊スポーツで報道されていました。
大谷選手のようにいろんな味に挑戦してみるのもありかもしれませんね。
メジャー流の食べ方
メジャーリーガー流のヒマワリの種の食べ方をMLBの元職員がこのように語っています。
「多くの選手は一度に20から30粒ほど、左右どちらかの頬にためる形で頬張ります。それを舌で一粒一粒、頬から移動させて前歯などで殻を割って中身を食べます。
ローストされているので、パキッと殻がきれいに割れ、その殻をベンチの床に吐き出すのが主流ですね。
暗黙のルールで人工芝のグランドに殻を吐き出すことはしませんが、屋外の天然芝の土のグランドに殻を飛ばす選手はいます。
大谷選手のように行儀のよい選手はメジャーではあまり見かけません」
メジャーリーガーが試合中にヒマワリの種を食する光景は、1950年代にはすでにみられていて、少なくとも70年近い「歴史」を持つ、まさに伝統的食べ物となっていますが、大谷選手のように行儀よく食べる「大谷流」は少数派のようですね。
大谷翔平選手がひまわりの種を食べる理由
大谷選手がひまわりの種を愛用していることは分かりましたが、では大谷選手がひまわりの種を食べる理由は何なのでしょうか?
ここには「ひまわりの種の栄養価」「暇つぶし」という2つの理由が絡んでいます。
ひまわりの種は栄養価が高い
大谷選手を含むメジャーリーガーがひまわりの種を食べている理由の1つ目は「栄養価が非常に高い」からです。
ひまわりの種には植物の成長に必要なエネルギーが蓄えられていて、その成分の半分以上が良質な脂質で占められています。
- 葉酸
- 食物繊維
- ビタミンE
- 鉄分
- 亜鉛
- ビタミンB1
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- マグネシウム
- カルシウム
- カリウム
- トリプトファン
- リノール酸
ひまわりの種にはビタミンEが豊富に含まれており、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があるだけでなく、美肌効果や更年期障害の改善など、あらゆる健康面でのサポートが期待できます。
さらに、リノール酸が血中の悪玉コレステロールを減らし、血行を促進することで、生活習慣病や高血圧、動脈硬化の予防にも役立ちます。
また、豊富な葉酸が造血作用や細胞の再生を助け、貧血防止や免疫力向上にも寄与してくれます。
さらに驚くべきは、ひまわりの種に含まれるトリプトファンは幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの生成に不可欠な栄養で、セロトニン不足によって生じてしまう睡眠障害やうつ病の予防効果もあるのです。
口に含んで殻を割ることで、外皮に含まれるオリザノールがリラックス効果をもたらしてくれるので、心身の癒しにも最適な食材といえます。
メジャー流の暇つぶし
試合中に大谷翔平選手がひまわりの種を楽しむもう1つの魅力的な理由は、ひまわりの種が選手たちの「暇つぶし」にぴったりだからです。
試合に出場しない選手やベンチで出番を待つ選手たちが、退屈を紛らわすためにベンチでひまわりの種を食べる光景はよく見られます。
大谷選手も、ベンチで試合に出場しない予定の時には、通訳の水原一平さんと楽しくおしゃべりしながら、彼のお気に入りのひまわりの種を味わっていることが多いのです。
このひまわりの種を食べる時の様子は、現地やテレビを通して見ている観客達に対して、選手たちの親しみやすさとリラックスした雰囲気を感じさせてくれます。
クラブハウスやベンチには、ヒマワリの種の他にカボチャの種が用意されることもあるみたいですが、カボチャの種はヒマワリの種に比べて大きいため、口の中でもてあそぶには適さず、小粒なヒマワリの種がMLBで圧倒的な人気を誇っているとか。
実際にひまわりの種を食べてみた
外見はごく一般的なひまわりの種ですが、その香りには懐かしさが漂い、かつてハムスターを飼っていた小学校時代の友人のことを思い出させてくれます。
今回食べたひまわりの種はアメリカの商品で、絶妙な塩味が特徴的でした。塩辛さがクセになる味わいでビールやウイスキーなどのアテには最適。
ただし、塩分に敏感な方にはおすすめできません。
日本では海外からの取り寄せが主な購入方法であるため、コスト面で割高に感じてしまう点がネック。
それでも、その美味しさに惹かれて試してみたくなるのが、このひまわりの種の魅力ですね。
大谷選手と同じように、スキマ時間に栄養価の高いひまわりの種を楽しみながら過ごすのはいかがでしょうか。