「侍ジャパン」がついにアメリカへ!
2023年3月17日(金)午前2時50分ごろ、日本航空(JAL)が運航するチャーター機「JL8800便」が羽田空港を離陸し、アメリカ・マイアミへ向けて飛び立ちました。
3月20日(月)にマイアミで行われる準決勝に出場するため、このチャーター機でアメリカへと向かいました。
ここでこの「チャーター機」に注目が集まっています
今回の記事では
- チャーター機って何?
- チャーター機の価格は?
について見ていきたいと思います。
チャーター機って何?
チャーター機って?
航空機などを、特定の期間や目的のために個人や法人が貸し切ることを指す「チャーター」とは、あなたのニーズに合わせた特別な旅行を実現するための方法です。
チャーター機は、通常の定期便では対応できない旅行プランを提供します。ビジネス目的や団体旅行、スポーツチームや音楽グループの移動など、特定のニーズに合わせた旅行を実現することができます。
利用する飛行機種(大きさ)も選べ、一定の人数や荷物を輸送することができ、通常の旅行プランではカバーできない特別なニーズに対応することも可能。
また、チャーター機は定期便とは異なり、旅行プランを自由に設計することができるため、あなたのニーズに合わせたオーダーメイドの旅行プランを実現することができます。
- 定期便のない地域への渡航
- 時間の節約
- 人数に応じた機材が選べる
- プライベート空間の実現
直前でも出発時間の変更や人数の増減、渡航先の変更にも柔軟に対応でき、利用者の予定を最優先したスケジュールで利用できることも大きなポイントで、その柔軟性と快適さから、ビジネス目的や団体旅行、個人旅行など様々な旅行形態で利用されています。
主に定期便が運航していない路線に、お客さまのニーズに合わせて運航される不定期便のことです。定期便では乗り継ぎが必要な都市や観光地へ直行便を運航したり、国内主要都市からのみ運航していた路線に国内地方都市から直行便を運航することにより、多様化するお客さまのニーズにお応えします。
観光地向けに運航されるチャーター便のほかに、スポーツ大会、音楽コンサートなどの不定期のイベントに参加されるお客さまだけにご一緒にご利用いただけるためのチャーター便もあります。それらの場合、旅行会社様がご契約者となり個人のお客さまにツアー商品として販売されます。
また特定個人、法人、団体や官公庁のお客さまがご契約者となり、音楽関連やスポーツ関連の団体の方々のご移動、企業の社員旅行、被災地への救援隊派遣などの目的で航空機を貸し切っていただくこともできます。
引用「JALチャーター便」
侍ジャパンのチャーター機
侍ジャパンが搭乗したチャーター機は、最新鋭のボーイング787-9型機「機体記号:JA869J」。
JAL SKY SUITE IIIを搭載したビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス116席が備わっています。
代表選手たちは自身のインスタグラム・ストーリーズで機内の様子を数多く投稿しており、ファンからも注目が集まっています。
チャーター便の価格
チャーター便を使用した有名な例としては、
ニューヨークヤンキースへの移籍が決まった際に田中選手は4,000万円から5,000万円とも言われる費用を支払い、成田からニューヨークまでの旅客機をチャーターして渡米しました。
WBC前の強化合宿に参加するためにチャーター機で、東京から宮崎入りしました。この料金は約100万円と言われています。
侍ジャパンへの合流のためにチャーター機を使用。使用されたチャーター機は、ビジネスジェットでは最大級の機体。同じ機体での国際線チャーター価格は日米往復で2000万~4000万円程度が相場で、片道で半額だとしても1000万円超えの計算となります。
この料金を考えると、一般人にはとても手が出せないと思ってしまいますね。
上の例は特別な例として見てしまいますが、実際にチャーター機を1機飛ばすと一体いくらかかるかのでしょうか?
あくまで推定ですがこのぐらいになるそうです。
朝日航洋株式会社の参考料金では、
「羽田―新千歳空港往復」⇨約620万円
「羽田-ソウル金浦空港往復」⇨約550万円
「羽田―ハワイ往復」⇨約2,400万円
これらは、いずれも旅客10名で1泊2日、空港ハンドリング料、クルーの旅費交通費などを含めた概算です。
チャーター機の費用については、機材、距離、日数、駐機場からの輸送費、為替など複合的な要素があるため一概にいえません。
しかし、上記の例を見ても、10人で割っても国内旅行の飛行機代だけで1人60万円以上とそれなりにかかってしまいますね。
侍ジャパンの帰国はいつ?
WBCで見事に優勝を果たし、世界一の称号を奪還した侍ジャパン。
凱旋帰国便は、行きにも使われたJAL・ボーイング787(JA869J)。
予定では22:30でしたが、実際に現地マイアミを出発したのは23:20。到着空港は成田空港で3月23日14時48分に到着予定となっています。
当初は羽田空港でしたが最新のフライト・インフォメーションだと成田空港行きになりました。
チャーター便もフライトレーダーで動向をみることができるようで、侍ジャパンの乗る飛行機はマイアミ空港を離陸するとフライトレーダーで見ることができます。
まとめ
旅行には、空港から目的地までの移動時間や待ち時間など、意外と時間がかかります。
しかしながら、グローバル競争がますます激化する現代では、ビジネスパーソンにとっては時間が重要な要素です。
そこで、日本のビジネスパーソンたちも、チャーター機やプライベートジェットを利用して、世界中を飛び回る時代が訪れるかもしれません。
また、ビジネスだけでなく、プライベートな空間や時間を大切にしたい人はチャーター機の利用を考えてもいいかもしれませんね。